思いを込めた葬儀を行うための注意点

葬儀の話を事前にするのは良くないなどということに、今の時代はこだわりがありません。お葬式というのは人生のシメのセレモニーですから、どの様な式で送り出してあげたいのかという想いを反映させるものです。前もって決めておくのが悪いものではありません。

葬儀を行う上での第一の注意点は「慌てないこと」です。慌てるとなにかと不備が出てきますし、後から「こうすればよかった」と後悔してしまうことになりかねません。喪主を決めておくこと、宗派やお寺、墓地などを確認し、連絡先などの把握、病院などでお亡くなりになることを想定したお帰り先、参列者の人数と連絡先、希望する葬儀の形式とそれにあった式場、遺影など、これらについて家族で話しあっておくことが慌てないコツになります。

葬儀の形式などは本人の意向などを汲みとって決定しますので、華々しいことがお好きなのか、家族だけでの温かみのある葬儀を望む方であるのかなど、考えておきましょう。遺影などはお顔が親指のツメ程度の大きさがあり、デジタルカメラでの撮影では300万画素以上のものが望ましいとなります。葬儀会社に数社相談を行い、どこが一番希望どおりの式ができそうかということの心づもりまでしておくと、いざという時に慌てずに済みます。