納骨堂を選ぶ人が増えている理由

最近、「お墓を受け継ぐ人がいない」「自分に合ったお墓が欲しい」といったライフスタイルの変化や価値観の多様化により、ふつうのお墓とは違った新しい形のお墓を探す人が増えています。その代表例ともいえるのが納骨堂です。はじめは霊園や墓地の片隅で一時的に遺骨を預かるだけの施設でしたが、それから需要が高まり、長期的に弔う役割を担う納骨堂が数多く建てられるようになりました。数が増えた分、ロッカー式、棚式、仏壇式、墓石式、機械式など遺骨の安置、供養方法も多様化しています。

納骨堂は墓石建立の必要がない分、費用を抑えられるというメリットもあります。一般的なお墓の相場が150~300万円程度であるのに対し、納骨堂は安いところで50万円前後と3分の1以下。そして納骨堂の場合、遺骨は屋内に保管されるため、天候を気にせずお参りに行けますし、常に清潔かつ快適な環境が整っています。

納骨堂は現在、首都圏を中心に増えています。もちろん首都圏の交通事情を把握した上で作られている納骨堂が多いので交通アクセスがいいのも特徴的。高齢になってからでも行きやすいというのは非常にありがたい点です。アクセスがよく、歴史に裏付けされた信頼と実績を誇るのが青蓮堂 屋内御廟という納骨堂です。最寄り駅である生田駅は、新宿駅から約25分。都内からでも通いやすい立地が何よりの魅力です。広大な敷地には緑が広がっており、富士山や新宿副都心を一望できる眺めのいい納骨堂でもあります。アクセスのよさと豊かな自然を兼ね備えたこちらであれば、ゆっくりとお参りができるでしょう。

納骨堂はふつうのお墓とは勝手が違うため、それに慣れている方にとってはお参りに行った感覚が薄いかもしれません。お花を添えたり、お線香を焚いたりできない納骨堂もあります。また室内のため、墓石式であっても水をかけて供養することはできません。共同の祭壇ではお花やお線香をあげられるところもありますが、中には遺骨を前にして拝むことができないところもあります。お参り方法をあらかじめチェックし、長く付き合うことのできる納骨堂を見つけてみてください。